ダマして脅す「劇場型勧誘」詐欺に注意！

M信託銀行、S信託銀行等の会社名を名乗る複数の人から、

「上場予定のN社の転換社債を買いませんか」

と、継続的に何度も連絡があった。

しばらくすると、N社の社員を名乗る男性Aが自宅まで来て、再度勧誘を受け、預り証と引き換えに現金500万円を渡してしまった。
さらに、N社の社員と名乗って来た女性Bにも現金を渡してしまった。

その後、 『金融庁』を名乗る男性Cから連絡があり、

「未公開の情報を信託銀行から聞いて社債を買付けるとインサイダー取引になる」

「自宅に査察に入る」

「20億円の罰金や刑務所に入ることになる」

「親戚にも迷惑がかかる」

といったことを言われ、更に、

「金融庁の査察が入るため、金融機関に100万円以上預けていたらいけない」

と言われたため怖くなり、保有していた株式等を売却した。

その後、売却代金が振り込まれた銀行から現金を引き出し、その現金をN社の言われるまま社債の買付け代金として渡してしまい、総額5,200万円もの現金を渡してしまった。

複数の人が複数の実在する会社名を使って勧誘することで、世間一般に募集している商品であると信じ込ませようとします。 金融庁がお客さまに連絡することはありません。

	毅然と断り、 契約しない。
	不審な業者からの勧誘は、絶対に 信用しない。「こちらからかけ直す」と言って 電話番号を聞く。
	万が一、不審な業者からの勧誘があった場合は、 最寄りの警察署に相談する。

警察庁のWebサイト 「警察庁振り込め詐欺対策HP」