長期的な成長が期待される分野を選ぶためには、まずは長期的な変化の要因を押さえることが重要です。
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さまざまな情報がデジタル化され、格段に利用しやすくなったことで、多くの分野で新たなビジネスやサービスが生まれ、自動化が進んでいます。企業による情報活用の在り方やセキュリティの問題などの課題もありますが、新しい技術はこれからも社会に変化をもたらし続けるでしょう。
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新興国を中心とした世界的な人口増加はこれからも続きますが、そのペースはこれまでよりも緩やかなものとなるでしょう。人口構成の変化も社会に大きな影響を与えます。2050年までには60歳以上の人口比率が3割を超える国が55カ国に達し、60歳以上の人口の8割が、新興国や開発途上国に居住します。
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地球の温暖化による異常気象や人口増加に伴う水や食糧資源の枯渇などへの懸念が高まっています。例えば国際連合は、2030年に淡水の需要が供給を4割も上回ると予測しています。クリーンエネルギーの利用や資源活用の効率化など、人類社会の持続性に対する関心はかつてないほど高まっているのです。
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先進国に対し、新興国の経済成長率が高い状態が当面続きます。その結果、2020年代の半ばには中国経済が米国を上回る規模に成長し、2030年にはインドが欧州を抜き、米国と肩を並べる存在になると予想されます。このパワーバランスの変化はさまざまな影響を及ぼすでしょう。
長期的にビジネス規模が大きくなるという予測が間違っていなかったとしても、投資のタイミングによって結果が変わってしまうのが運用の難しいところ。例えばインターネットが世の中を大きく変え、そしてこれからも変えていくことに異論のある人はいないでしょう。インターネット自体は1980年代にはすでに存在していましたが、大きなトレンドとして認識されたのは1990年代後半。2000年以降は、競争が激化しビジネス上のリスクも高まっていると言えます。投資も同じで大きく広がるタイミングをとらえることが重要。また、特定のテーマへの投資は、マーケット全体に投資するインデックス投資のような方法と比較すると、振れ幅が大きくなります。
振れ幅の大きくなりがちなテーマ投資
「スイッチング」コストにも注意
株式への集中投資では、少しリスクの高いテーマ型の投資。分散効果を狙って投資信託を活用するのも一つ。トレンドを上手くとらえるために、複数のテーマ型投信を活用し、旬なテーマへと切り替えていく、あるいは一時的に換金して次の機会をうかがうというのも時には重要です。しかし、一般的な投資信託では切り替えのたびに購入時の手数料がかかります。長期投資で重要な複利効果を考えると、テーマの切り替え、すなわちスイッチングのコストは小さなものではありません。

- 注) 図は仮定に基づくシミュレーションです。
- どのようなステージにあるのか、見極めが必要。時には切り替えや避難も
- 長期の視点で分散投資。プロの選別眼を活用
- コストも重要。長期投資では大きな差に
長期的なトレンドに沿った大きな変化に伴って、
成長が期待される5つのテーマの関連株式に実質的に投資することが可能です。
- マネープールファンドを除く5つのファンドは、外国籍の投資信託を通じて、主に国内外の各テーマの関連株式等に投資します。
- マネープールファンドは、わが国の公社債等を実質的な主要投資対象とし、主として安定した利子収益の確保を目指します。
- 株式等の運用は、世界最大級の資産運用残高を誇るブラックロックグループの投資顧問会社が行います。
ブラックロックについて
- ブラックロックグループは1988年に設立され、世界30ヵ国以上に拠点を有する独立系の資産運用会社グループです。
- 同グループは世界に2,000名を超える運用のプロフェッショナルを有し、世界最大級の資産運用残高約824兆円を誇ります
(2020年9月末時点、為替レートは1米ドル=105.53円)。 - 投資対象ファンドを運用する株式チームは、充実した調査体制を有しており、同グループのリソースを最大限に活用します。
各ファンド間でスイッチングを行う場合、手数料はかかりません。
当ページに掲載のファンドの運用にあたっては、
購入時手数料や運用管理費用等の所定の費用が掛かります。
費用の詳細はこちら[2,345KB]をご確認ください。