私たちの部署では、M&Aの実施に際して必要となるクライアント社内の意思決定を、さまざまな分析や経験に基づくアドバイスを通じてサポートしています。具体的には、買収・売却先の検討から最適な取引ストラクチャーの検討、事業リスクの精査、取引価額の算定、契約の条件交渉など業務内容は多岐にわたり、「総合格闘技」とも称されるほど広く深い知識・スキル・経験が求められます。1つの案件に要する期間は約半年~1年程度であり、クライアントのほか、会計士、弁護士など、社内外の多くの関係者と協働しながら案件を成約に導きます。その過程で生じるさまざまな課題や取引上の留意点について、正解は何か、ベストな選択肢は何かをチームで考え抜きクライアントの期待を超えるアドバイスを提供し、M&Aを通じて企業の真の成長を支援することが私たちのミッションです。日本企業、ひいては日本経済の未来をより良いものにすべく、M&Aアドバイザーとして高い付加価値を提供することを常に意識して業務に励んでいます。
「1年目からプロフェッショナルとしての意識を持って業務に臨んでほしい」。これは入社後すぐにアサインされたプロジェクトで、先輩から私に向けられた言葉です。当社のクライアントは日本を代表する大企業も多く、また、プロジェクトで協働させていただくのは、会社の最前線で活躍されている経営企画部の方々。そのような方々に対しても、『Trusted Advisor』として、クオリティーの高いサービスを提供することがチームとして求められます。M&Aは多くの企業にとって一世一代の大勝負であり、クライアント自身、大きな責任と案件成約への熱意を持ってプロジェクトに臨んでいます。それらを理解し、あらゆる知識、知見を総動員しながら、クライアントに寄り添ったアドバイスのできるプロフェッショナルであることを常に心掛けています。私たちアドバイザーの担う役割、責任は重大ですが、常に自分自身の持てる最大限のパフォーマンスを発揮し、プロジェクト終了後にクライアントから直接感謝の言葉をいただけた際には、成長とやりがいを実感します。
私たちは、企業の真の成長のため、第三者の視点から本質的な課題を捉え、思慮に富んだ鋭いアドバイスを提供します。期待を超える創造性の高いアドバイスを行うためには、さまざまな知識、知見を絶えず吸収しながら成長を続け、課題に対して当事者意識を持って徹底的に考え抜くことを継続することが重要です。私は入社して4年目になりますが、直近では、グループ会社の三菱UFJ銀行へのトレーニー制度を活用することで、ファイナンスの知識・知見を得ることができました。今後は、MUFG、モルガン・スタンレーのグローバルネットワークを活かし、海外のM&A案件にも積極的に挑戦しながら、各国の法規制や会計基準などの知識、また海外案件特有の知見も身に付けることで、M&Aアドバイザーとしての価値をより高めていきたいと思っています。
当社には、一人ひとりの成長に向き合い、真摯に応援をしてくださる上司、先輩の方々が集まっています。周りの期待を超えるM&Aアドバイザーになる。その想いを胸に、今後もさらなる成長を目指して日々の業務に努めて参ります。