用語解説

投資信託(とうししんたく)

投資信託は、証券会社や銀行などが取り扱う投資商品のひとつです。証券会社や銀行など(販売会社)が投資をしたい人(投資家)からお金を集め、信託銀行など(受託会社)がそのお金を管理し、運用の専門家(委託会社)が運用の指図をします。投資家は分配金といった運用時の収益などで、利益を受け取る仕組みになっています。

運用は複数の投資先への分散投資が行われ、投資先は投資信託商品によって、国内外の株式債券、不動産など、さまざまです。また、総合的に投資を行うバランス型の投資信託もあります。

投資信託の特徴

投資信託は、プロに運用を任せられること、分散投資ができること、1万円程度の少額から購入が可能なことなど、初心者に適した特徴を多く持っています。
また、スポットで購入するだけでなく、一定期間(毎月、毎週、毎日など)ごとに、同じ投資信託を購入する積立投資信託といった購入方法もあります。

なお、投資信託は、金融機関が破綻した際に一定額の預金などを保護する預金保険制度の対象ではありません。しかし、投資信託は、販売会社(取引の窓口)、委託会社(資金の運用を指図する会社)、受託会社(資金の管理と保管をする会社)の3社で成り立っていて、会社に経営破綻など万一のことがあった場合には、投資した人のお金が守られる仕組みになっています。

投資信託の注意点

  • 元本は保証されない

    投資信託には預金のような元本保証はありません。運用がうまくいかないときは、投資した金額よりも投資信託の価値が下がってしまうことがあります。
  • 手数料などの費用がかかる

    投資信託で資産運用をする場合、商品によって買付手数料や信託報酬などの費用がかかる場合があります。手数料などの金額は、受け取れる利益額にも直結することですから、あらかじめ確認しておきましょう。

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