心の底から
やりたいと思える仕事を。
中谷 寧宏
リサーチ部門
ウェルスマネジメントリサーチ部
部長代理 2019年 経済学部卒
誰でも相場を語れる時代に、
責任ある「答え」を示す。
現在、ウェルスマネジメントリサーチ部で、富裕層向けのハウスビュー「GMAP(ジーマップ)」の策定に携わっています。世界経済、債券、株式、為替、コモディティ――あらゆる情報をつなぎ合わせ、「今、どう投資すべきか」を、一つのストーリーとして作り上げています。
今はYouTubeやSNSなどで、誰もが投資について語れる時代です。だからこそ、求められるのは情報の量ではなく、質。相場の雰囲気に流されずに、自分たちの頭で考え抜いて、答えを出す。その地道な積み重ねがGMAPの信頼につながっていきます。お客さまのポートフォリオを左右する緊張感と、納得のいくストーリーを描けた瞬間の手応えが、この仕事ならではの醍醐味です。
世界の動きが一本につながる瞬間がある。
リサーチの仕事の面白さは、世界のダイナミズムに触れられることです。景気が過熱すれば利上げが行われ、冷え込めば緩和が行われる。金利を追っていくと、日々のニュースの裏側にある構造やサイクルが立ち上がってきます。だからこそ、市場を俯瞰しながら、「なぜそうなるのか」を突き詰めて考えることを心がけています。
例えば、「日銀は利上げできない」という見方が主流だった頃から、私たちはマクロ分析に基づき、「日本の金利は上昇する」というビューを一貫して示し続けてきました。コンセンサスに反する見通しであっても、ロジックを積み上げれば、揺るぎないハウスビューになる。そして、そのストーリーが現実のマーケットの動きと重なったとき、自分たちの分析が世界のダイナミズムとつながった、という実感を得ましたね。
挑戦できる環境があるからこそ、
好きになれる仕事が見つかる。
私が大切にしている言葉に、アメリカの小説家、ヘミングウェイの「心の底からやりたいと思わないなら、やめておけ。」があります。私は学生時代にドラムをやっていましたが、夢中になれたのは好きだったからだと思っています。でも、新卒の段階でやりたいことが分からないのは自然なことです。私自身、一度転職を経験しているからこそ、最初から可能性を狭めすぎず、働きながらキャリアを見極めていくという道があってもいいと考えています。当社には挑戦できるフィールドがありますし、プロフェッショナルもいます。勇気をもって飛び込めば、きっと心の底からやりたいと思える仕事が見つかるはずです。
納得感があるストーリーを語り、精密な予測を提供することこそ、リサーチとして信頼を築く近道であると考えています。決してコンセンサスに囚われることなく、「経済の体温計」とされる金利市場に向き合います。